HOME > 中国語・多言語 > チャンめぐみのちょこっと中国NEWS > 中国ちょこっとニュース Vol.131

チャンめぐみのちょこっと中国NEWS

中国ちょこっとニュース Vol.131

■投資に最適な中国都市、外資の55%が上海市選ぶ 12年の投資は過去最多更新

新華網、 2月25日

国内外の企業幹部1214人を対象に投資に最適な中国の都市を聞いたところ、外資系企業幹部の55%が上海を選んだ。グローバル経済が低迷する背景の下、外資系企業は中国市場をさらに好感し、特に上海市場を有望視しているようだ。
中欧国際工商学院が同調査を実施し、21日に結果を発表した。調査報告によると、今年、外資系企業の中国に対する態度には変化がみられ、中国でビジネス活動を行う意欲が強くなっていことがわかった。そのうち、60%の調査対象者が中国を上位3位に入る最適な投資先として選び、55%の調査対象が上海を最適な投資都市に選んだ。
上海市商務委員会のデータによると、2012年末現在、上海に進出した多国籍企業は1000社以上ある。上海市は中国で投資性外資系企業と多国籍企業の地域本部が最も集中する都市となった。

■日本の円安政策、中国の産業に与える影響は?

中国証券報、2月26日

2月26日、中国証券報は「日本の金融緩和、中国産業に影響が波及」と題した記事を掲載した。
日本政府と日銀による金融緩和策の強化に伴い、中期的な円安が高い確率で発生する見通しとなっている。この激変を受け、日本と密接に関わる中国の産業への影響が不可避となっている。
アナリストは、「円安政策の刺激を受け、電子製品・自動車・家電などの日本が強みを持つ伝統産業がチャンスを迎える。中国の多くの産業は対日輸出を手がけており、その製品は国際市場において日本企業の主な競合相手となっている。変動を受け、両者の競合は複雑を極めるだろう」と分析した。
A株上場企業のうち、多くの企業は日本との間に密接な貿易・技術交流を維持しており、円により決済する関連事業も少数派ではない。円安進行は企業の事業・業績に対してプラスもしくはマイナスの影響をもたらす。

■ロシアの隕石、中国のショッピングサイトに早速登場=中国報道

新京報、2月24日


先日ロシア国内に落下した隕石の破片とされる石が、中国国内のインターネットショッピングサイトに複数出品されたと伝えた。
中国大手ショッピングサイトの淘宝(タオバオ)網に、「ロシアの隕石破片」と称した小石が売り出されており、価格が8000元(約12万円)から10万元(約150万円)にわたる。
これらの石を販売するショップ店主に事の真偽を確かめようとしたところ、明確な回答はなく「なんにしろ、これはとても貴重なものだ」と答えるばかりだった。
北京天文館の朱進館長は、中国国内には隕石にかんする法律がないため、隕石のやり取りの合法性については「なんとも言えない」と語る一方、「われわれが依頼を受けて鑑定する隕石の95%は偽物だ」と説明したうえで「隕石についてよく理解していない人は、購入を慎むべきだ」と注意を呼びかけた。

■中国の環境汚染、最大の汚染源は農業!化学肥料の乱用が原因―中国人学者

南方都市報、2月25日

中国人民大学農業・農村発展学院の鄭風田副院長は中国環境保護部のサンプル調査を基に、中国の環境汚染の最大の汚染源は工業生産でも都市化の進展でもなく、農業であると指摘した。
鄭副院長は、中国の環境汚染の最大の汚染源は化学肥料を大量に使う農業であると主張する。化学肥料が吸収されないまま地下水に流入して水の循環サイクルの中に入り込み、深刻な汚染を引き起こしているからである。
中国各地の農村ではこれまで、限られた農地を使ってより多くの収穫を得るため、大量の化学肥料を使用してきた。中国では1981年から2008年までの間に、化学肥料の生産量が3倍になり、穀物収穫量の増加割合(80%増)を大きく上回っている。しかし、農業の専門家は、多くの化学肥料が土壌の中で穀物には影響しないため、化学肥料の使用量を40%減らしたとしても収穫量に変化はないと指摘する。
さらに、中国の農民の多くは効果的な化学肥料の活用という概念に欠けており、一定の広さの土地にどれだけの化学肥料を使用するかは、勘に頼ることが多い為、鄭副院長は「化学肥料を大量に使用する農業の生産方式を改めない限り、環境汚染の改善は非常に難しい」と指摘している。

■中国人が見た日本、電車で子供に席を譲らない日本人、子供が可愛くないのか?

レコードチャイナ、2月24日

21日、日本の中国紙、中文導報は「子供に席を譲らない日本人」と題したコラム記事を掲載した。以下はその内容の結論の部分。
電車やバスで子供に席を譲らない日本人を中国人は不思議に思う。なぜなら中国では大人が子供に席を譲るのが当然のことになっているからだ。
日本人は子供を甘やかさない。ディズニーランドのトイレで長い行列ができていても、子供は大人と一緒に列に並ぶ。「子供がおしっこしたいんです」と言って列の先頭に割り込もうとする親など見たことがない。しかし、中国では逆だ。地下鉄やバスでは大人が子供に席を譲り、子供は当然のごとくそれを受け入れる。トイレだって、子供が優先だ。大人たちはみな共通の認識を持っている。「大人は苦労しても、子供には苦労させない。大人は我慢できても、子供は我慢できない」。
子供に対する接し方は日中両国で大きく異なっている。この違いは子供たちが将来、大人になった時に大きな影響を与えるだろう。日本人が秩序を守る精神は子供の頃からの教育と社会全体の風潮によって培われたものだ。中国の子供に対する大人の愛情表現は一見すると心温まるものだが、同時に子供の自己中心的な性格を助長し、何事も我慢できない人間に育てる危険性をはらんでいるのではないだろうか?

■中国の親の98%は「子どもにうそをついた経験ある」=調査

新華網、 2月24日

心理学雑誌「インターナショナル・ジャーナル・オブ・サイコロジー」でこのほど、「中国の親の98%が子どもに言うことをきかせるためにうそをついたことがある」との研究報告が公表された。ある中国人の親は「子どもを教育する時、善意のうそは問題ない。子どもが道を踏み外すことを避けることができる」と話した。
米国の親たちも子どもにうそをつくことがあるが、中国の親たちには及ばない。研究結果では、子どもに「誘拐される」とうそをついたことがある中国の親の割合は68%だったが、米国では18%にとどまった。また中国人の親がよく言ううそに「ご飯を全部食べないと大きくなれない」というものがある。言ったことがある中国の親の割合は61%、米国では10%だった。
この研究結果が中国企業の経営者とのビジネスに役に立つかどうかは分からない。ただ、中国人が「自分と他人のメンツを保つために言ったうそは、うそとは考えない」ということは確かだ。


チャンめぐみのちょこっと中国NEWS


↑Page Top

プロフィール

安藤チャンめぐみ

安藤チャンめぐみさん
中国上海出身。上海で大学を卒業後に来日。東京大学大学院で農学生命科学研究科の修士課程を経て、ドイツ系企業バイエルのグループ企業に就職してマーケティングや貿易業務に従事。日中間の架け橋的なビジネスに注力したいと退職し独立した。現在、日中間のビジネスを開拓しながら、某テレビ局で中国全般に関するニュースなどの通訳・翻訳の仕事、取材同行などに携わっており、5年以上の実績がある。最近は日本と中国の起業家精神や女性の自立心の違いにも注目している。